老人ホームに入居する前に考えなければならないこと 遠藤コメント

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㈱リアルプロ・ホールディングス
遠藤 雅志
MASASHI ENDO


現在、高島平団地や戸山団地といった大型団地の高齢化が進んでいます。
これらの高度経済成長期に建設された団地は建物の老朽化と居住されている方の高齢化が同時に進み深刻な問題となっています。
特に分譲された区分所有建物の建替えを行う場合には区分所有者数の5分の4以上の賛成と議決権の5分の4以上の賛成が必要となります(一団地内に数棟ある場合、団地全体を建替える場合と団地の一部を建替える場合の規定が別途あります。)。
建替えには多大な時間と労力が必要となり、高齢者にとって心理的にも経済的にも大きな負担となります。また、これらの団地内の居室や共用部分の改修工事を行う場合にも、物理的制約や管理規約が足かせとなり、思うような改修工事が出来ない場合もあります。
また、今回のテーマとなっている老人ホームに入るという選択をした場合でも老朽化した区分所有建物は売却が困難な場合が多く、例え売れても二束三文なので「売らない方がまし」という判断になり、結局誰も住んでいない空き家が増えるという悪循環になっていきます。
これらの状況を打破するには、若い世代を団地内に呼び込み、あらゆる世代が住む団地に変えていく必要があります。
幸いにも古い大型団地には今の若い家族が好む、公園や緑地といった「憩いのスペース」がある程度の広さで確保されている場合も多く、それらのスペースを出来る限り残したうえで、ユニバーサルデザインの高層住宅に建替えるといった手法が有効な手段のひとつと思われます。

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菊池からのコメント

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櫻井からのコメント

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秋山からのコメント

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